クロスケの貧乏セミリタイアを目指すブログ

なぜ引退したいと思ったのか

さて、今日はなぜ引退したいのかについてお話します。

 

引退をしたいと思ったきっかけ

まず最初に引退したいと思ったのは大学を卒業して

最初の会社に入社して1年ほどした頃でした。

 

毎日7時半には出勤して帰るのは9時過ぎ。

残業代も出ず土日の出勤もあり。

酷いときは72時間連続勤務なんてのもありました。

 

当然家に帰ったらクタクタで何かをしようという気力もありません。

職場は地元からかなり離れており一緒に遊ぶ友達もおらず、

疲れて家でダラダラする生活が続きました。

 

それだけ忙しいからといって収入が高いかといえばそうでもなく、

手取りは20万円を下回りボーナスも10万円以下。

 

さらにあるとき30代の先輩の給与明細がちらりと見えてしまったのですが、

額面で30万円届くかどうかという金額でした。

 

あと10年この会社でがんばってもこの程度なんだなぁと

はっきり言って何のために働いているのか

わからなくなっていました。

 

だんだん仕事が心底いやになってきて、

ついには仕事を辞めて楽になりたい。

そのためにお金を貯めようと思いつきました。

 

本当に心底嫌で嫌でしょうがなかったせいで、

お金を貯めて仕事を辞めるという考えと

仕事をするということ自体に対する拒否感は

心の深いところに根付いているように思います。

 

この後3年ほどで転職してまたがむしゃらに働くのですが、

その時も無意識になのか出費を抑えて貯金しようという

意識がいつもはたらいていました。

 

会社や仕事に対する疲れ

僕がしてきた仕事はどれも労働時間が長いものでした。

少ない時でも毎月40時間、多いときは100時間を超えていました。

もっと長時間労働している人もいるかもしれませんが、

僕にはこれでも限界です。

 

頑張っていればいるほど長く働けば疲れ果ててしまいます。

疲れているのによく眠れなかったり、帰るのが12時を過ぎると

睡眠不足で疲れが取れないといったことが多くありました。

 

そうすると私生活にさけるエネルギーがほとんどなくなるんです。

平日は会社と家の往復で精いっぱいだし、休日も少しでも長く寝ていたい。

 

長く寝ると目覚めがだるくなって一日何かをする気力もないし、

早く起きたら昼頃には疲れて眠くなって寝てしまう。

 

そうして気が付けば平日がまた始まる。

一体いつまでこんな生活を続けるのだろうか?

60歳まで?それとも70歳まで?

 

頭によぎるのは疲れと絶望ばかりです。

節約して生活費を下げて、頑張って貯金すれば

もっと早く引退できるのではないか?

漠然とそんなことを考えるようになる時が増えていきました。